呼吸を深くしようと思うと、つい大きく息を吸おうとしたり、お腹を動かそうと頑張ったりしていませんか?
私自身、動き始めるときや日常生活の中で、いつの間にか息を止めていることがあります。
そんなときは、首やお腹の周りに余計な力が入り、身体全体の動きまで止まってしまうように感じます。
以前、本を読んだり個人レッスンで学んだりしたことを、最近あらためて試しています。
そこで気づいたのは、深く呼吸しようと頑張るよりも、まずは呼吸を妨げている身体の緊張に気づくことが大切だということです。
今回は、私が呼吸するときに意識していることを紹介します。
呼吸が止まるとき、身体も固まっている
動き始めるとき、何かに集中しているときなど、気づかないうちに息を止めていることがあります。
私の場合、息が止まっているときは、お腹や首の周りにも余計な力が入っているように感じます。
呼吸は、横隔膜や肋間筋などが働き、胸郭や腹部の動きと関わりながら行われています。
そのため、首やお腹などに必要以上の緊張があると、胸郭や腹部が動きにくくなり、呼吸のしやすさにも影響することがあります。
呼吸が止まっていることに気づいたら、まずは無理に息を吸おうとせず、首やお腹などに余計な力が入っていないか、身体の状態を観察してみます。

深く呼吸しようと頑張りすぎない
呼吸を深くしようとすると、たくさん空気を吸い込もうとしてしまいがちです。
けれども、私の場合、頑張って吸おうとするとお腹に力が入り、身体が丸まったり、頭が下がったりすることがあります。
これでは、呼吸を深くしようとしているのに、かえって身体を固めてしまうように感じます。
大切なのは、無理に大きく吸い込むことではなく、呼吸が自然に行われる余地をつくることなのかもしれません。
まずは穏やかに吐き、吸うことを急がない
私が意識しているのは、息を吐くときと吸うときの両方を、急がずに行うことです。
特に吐くときは、「ふーーー」と勢いよく吐いたり、「フッ」と押し出したりするのではなく、「ふう〜〜」と曲線を描くように、穏やかに息を送り出すイメージを持っています。
このとき、お腹の筋肉をギュッと縮めて息を押し出そうとしないことも大切にしています。
お腹を固めず、息がなめらかに外へ流れていくように感じながら吐いていきます。
そして、吐き終わったらすぐに吸おうとしません。
吸うときは慌てず、自然に次の息が入ってくるのを待ちます。無理に空気を取り込もうとせず、吸うことにも十分な時間を与えるようにしています。
吐くときは穏やかに。吸うときは慌てずに。
この二つを意識するだけでも、呼吸に対する頑張り方が変わってくるように感じています。
頭・坐骨・足首が離れ合う方向性を保つ
呼吸するとき、もう一つ意識していることがあります。
それは、頭と坐骨、そして坐骨と足首が、それぞれ離れ合う方向性を保つことです。
身体を無理に引き伸ばすのではありません。頭と坐骨の間、坐骨と足首の間に、それぞれ長さや空間があるようなイメージです。
この方向性を保ちながら呼吸すると、私の場合はお腹を固めずに、呼吸を続けやすく感じます。
深く呼吸しようとして身体を丸めたり、反対に背中を反らせたりするのではなく、身体全体の長さを感じながら、穏やかに呼吸してみます。

呼吸の先にある、肋骨下部の広がり
以前の記事では、呼吸によって肋骨の下部が広がることについて書きました。
今回のように、まず息を穏やかに吐き、吸うことを急がず、身体の余計な緊張に気づくことも、その呼吸につながる一歩だと感じています。
肋骨を無理に広げようとするのではなく、呼吸に伴って胸郭が自然に動く余地をつくること。
以前の記事と合わせて読んでいただくと、呼吸について考えるヒントになると思います。
肋骨下部の広がりについては、前回の記事でも詳しく紹介しています。こちらもあわせて読んでいただければと思います。
呼吸を変える前に、身体の状態に気づいてみる
呼吸を深くしようと頑張る前に、まずは自分が息を止めていないか、お腹や首を固めていないか、少し観察してみませんか。
吐くときは穏やかに、吸うときは慌てずに。
お腹を強く縮めて息を押し出そうとせず、身体に余計な力を加えないようにしてみる。
私自身も、まだ試しながら学んでいるところです。
呼吸を無理に変えようとするのではなく、自然な呼吸が続けられる身体の状態を探していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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