足指が丸まるのは、頑張って支えているからかもしれない

身体の正解を探して

気づくと、足指が丸まっている。

バレエでも、
普段立っている時でも、
私は無意識に床をつかむように頑張っていました。

特にルルベや片足立ちになると、
足指をぎゅっと縮めるように使ってしまう。

「力を抜かなきゃ」

「足指を伸ばさなきゃ」

そう思うほど、
逆に足や足首まで固くなっていく感覚がありました。

実際、
私は足指を自然に伸ばすことがなかなかできませんでした。

頑張って開こうとすると、
余計に力が入り、
足首まで不安定になるような感じがあったのです。

整体や足のケアに関わる中でも、寝た姿勢で足の施術受けられている、

場合でも、

足指を握るように頑張っている方にたくさん出会ってきました。

足反射区療法や、
若石健康法認定プロとして足を見る中でも、

足指が丸まるのは、
単なる“悪いクセ”だけではないように感じています。

落ちないように。

崩れないように。

身体が一生懸命、
支えようとしている反応なのかもしれません。

足首だけで身体を支えているわけではない

実際、
足首そのものだけを単独で安定させる筋肉は、
それほど多くありません。

足首は、

・足裏
・ふくらはぎ
・膝
・股関節
・呼吸
・重心

など、
全身とのつながりの中で、
細かくバランスを取り続けています。

だからこそ、
不安や緊張が強い時、

足指が床をつかむように頑張ることがあります。

頭の位置も、足指と関係している

足から一番遠い「頭の位置」も、
実は足指と関係していることがあります。

頭が前へ行くと、
身体は前へ倒れそうになります。

すると、
落ちないように、
足先で踏ん張ろうとする。

その結果、
足指が丸まりやすくなることがあります。

私自身も、
首や顔まわりが固くなっている時ほど、
足先まで力が入りやすい感覚がありました。

呼吸が浅い時も同じです。

息を止めるように頑張るほど、
身体全体が固まり、
足先まで緊張しやすくなる。

足指だけではなく、

呼吸、
視線、
頭の位置。

そんな全身のつながりの中で、
身体はバランスを取っているのかもしれません。

足指だけを直そうとしていた頃は、なかなか変わらなかった

以前の私は、
足指だけを何とかしようとしていました。

でも、
足指を“頑張って伸ばす”ほど、
逆に固くなる。

そんなことを繰り返していました。

でもある時から、
「足指」ではなく、

足裏全体の感覚を変えてみようと思ったのです。

足先が丸まる原因をかいせつするアイキャッチ画像


「ふんわり+しっかり」の感覚を伝える

柔らかいのに、崩れない感覚

私にとって変化につながったのは、

足裏がふっくらと広がりながら、
地面からやさしく支え返されるような感覚でした。

柔らかいのに、
崩れない。

しっかりしているのに、
固まりすぎない。

その両方が一緒にあることで、
足裏全体で床を感じやすくなり、
足首も少しずつ安心していく感じがありました。

ここでいう「ふっくら」は、

力が抜けて崩れてしまう状態ではありません。

土踏まずを押し潰して、
だらんと立つ感覚とも違います。

むしろ、

足裏全体にやわらかな弾力が広がり、
床からの支えを受け取りやすくなるような感覚です。

固めて持ち上げるのではなく、
足裏全体で静かに支え合っているような感じでした。

“しっかり立つ”は、固めることだけではないのかもしれない

以前の私は、

「しっかり立つ」

「固めること」

だと思っていました。

でも今は、

柔らかく支えを受け取れることも、
安定の一つなのかもしれない。

そんなふうに感じています。

もし足指が丸まりやすい時は、

立ったまま、

・かかとにも体重があるか
・呼吸が止まっていないか
・首や顎が固まっていないか

を、
静かに観察してみてください。

足裏全体で床を感じられると、
足指が少し楽になることがあります。

「直そう」

とする前に、

足裏全体がどう床に触れているか。

呼吸が止まっていないか。

頭が前へ頑張っていないか。

そんなことを、
少し観察してみてもいいのかもしれません。 

「がんばって筋肉を鍛えたり、力で体をコントロールしようとしなくても大丈夫です。


​このイラストのイメージを脳に思い浮かべるだけで、脳から神経を通じて、必要な筋肉へ自動的にスイッチが入ります。


力みを手放すからこそ、骨組みが本来のサポート力を発揮して、体は勝手に安定し始めるのです。 

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