
「肩を下げて」
バレエでよく聞く言葉です。
私もずっと、
肩を下げよう。
首を長くしよう。
胸を開こう。
そう思って頑張っていました。
でも頑張るほど、
・肩が上がる
・首が苦しい
・呼吸しづらい
・巻き肩っぽくなる
そんな感覚がありました。
注意されると、私は肩を下げようとしていました
私は、
レッスン中に注意されると、
とにかく
「肩を下げなきゃ」
と反応していました。
すると、
・首が固まる
・胸の上が苦しい
・息が浅くなる
そんな感じがありました。
さらに私は、
ピルエットで反りやすくなったり、
アラスゴンド(à la seconde)で、
腕が後ろへ流れやすくなったりすることもありました。
その時はうまく説明できなかったのですが、
「何か違う気がする」
感覚がありました。
その場でゆっくり身体を感じたり、
考えたりする余裕がなく、

・肩を無理に下げている状態
・腕が後ろへ流れている状態
胸の上がつぶれると、肩が頑張りやすい
調べたり、
自分で試したりする中で、
私は、
「胸郭上部」
つまり、
鎖骨の下あたりから、
胸の上の空間がつぶれていたことが、
ヒントになりました。
ここがギュッとなると、
・首が苦しい
・呼吸しづらい
・肩が持ち上がる
・肩甲骨が巻き込みやすい
そんな感じになりやすかったのです。
私は最初、
肩だけを下げようとしていました。
でも実際には、
胸の上がつぶれて、
肩が頑張らないといけなくなっていたのかもしれません。

・胸の上がつぶれている状態
・胸の上が広がっている状態
巻き肩には、違うタイプがあるのかもしれない
試していく中で、
巻き肩にも、
少し違うタイプがあるように感じました。
ダラン型巻き肩
力を抜きすぎるタイプです。
腕をダランと落とすと、
・肩甲骨が外へ広がる
・胸がしぼむ
・肩が前へ落ちる
そんな感じになります。
一見ラクそうですが、
首や肩は意外と苦しくなります。
頑張り型巻き肩
こちらは逆に、
頑張りすぎるタイプ。
・肩を下げる
・胸を作る
・腕をきれいに見せる
を頑張るほど、
首や肩が固まり、
肩が上から巻き込む感じになっていました。

左右比較
・ダラン型
・頑張り型
共通していたのは「頭」でした
どちらの巻き肩にも、
共通していたことがありました。

それは、
「頭を首にギュッと押し込んでいた」
ことです。
頭を支えようとして、
・首がギュッ
・胸の上がつぶれる
・肩が頑張る
そんな流れになっていたように感じました。
最近、少し変わってきた感覚
最近は、
「肩を下げる」
より、
「頭ふわっ、胸ひろ」
を意識しています。
頭をギュッと首に押し込まず、
ふわっと乗せる。
そして、
胸の上や鎖骨まわりを、
やさしく横へ広げる感覚です。
すると、
肩を無理に下げなくても、
少し呼吸がしやすくなり、
肩も静かになる瞬間がありました。

・頭ふわっ
・胸ひろ
・脇ふわっ
固めるより、ラクに動ける感じ
以前は、
「正しい姿勢を作らなきゃ」
と思っていました。
でも最近は、
首や肩をカチカチにするより、
少しラクに動けるくらいの方が、
呼吸もしやすく、
身体も動きやすいと感じています。
頭ふわっ。
胸ひろ。
脇ふわっ。
ギュッと固めすぎず、
でもダランと崩さない。
そんな感覚を、
少しずつ練習中です。

