50代でバレエを続ける中で、膝や足首を何度も痛めてきました。
「もっと頑張らないと」と思って練習するほど、逆に調子が悪くなることもありました。
でもあるとき、「体の使い方」を変えたことで、ケガをしにくくなりました。
無理に頑張るのではなく、少し意識を変えただけです。
この記事では、ケガばかりだった私が、なぜ痛めなくなったのか。
そして実際にやめたこと、変えたことを、体験をもとにお伝えします。
【ケガが多かった頃の状態】
当時の私は、とにかくケガが多い状態でした。
特に多かったのが、膝と腰の痛みです。
レッスンのあとに膝がズキズキしたり、気づくと腰が重くなっていることがよくありました。
ひどいときは、「今日は大丈夫かな」と不安を感じながら動くこともあり、思いきり踊ることができませんでした。
周りと同じようにやっているつもりなのに、自分だけなぜか痛めてしまう。
「年齢のせいなのかな」と思うこともありました。
【実は原因は「姿勢の考え方」だった】
今振り返ると、ケガをしていた一番の原因は「姿勢の考え方」にありました。
当時の私は、見た目の形ばかりを気にしていて、
「正しい姿勢=きれいな形を作ること」だと思っていました。
背筋を伸ばす、胸を張る、お腹を引き上げる。
とにかく形を整えることばかり意識していたのです。
でも実際は、体がうまく使えていない状態でした。
無理に形を作ることで、膝や腰に余計な負担がかかっていたのだと思います。
本来の姿勢は「見た目」ではなく、体が無理なく動ける状態のこと。
この考え方に変わってから、少しずつケガをしなくなっていきました。
【バレエ中ではなく日常で痛くなっていた】
さらに不思議だったのが、バレエをしている最中よりも、日常生活の中で痛みが出ていたことです。
レッスン中はそこまで気にならないのに、
家に帰ってからや、普段の生活の中で膝や腰が痛くなることがよくありました。
立っているときや、歩いているとき、座っている時。
何気ない動きの中で違和感や痛みを感じることが増えていったのです。
そのときは「バレエのやりすぎかな」と思っていましたが、
今思えば、日常での体の使い方にも原因があったのだと思います。
【見直したのは「立ち方」と「重心」】
そこで私は、日常の立ち方や体の使い方を見直しました。
特に意識したのは、「力を入れて支える」のではなく、自然に立つことです。
以前は、しっかり立とうとして下半身に力を入れすぎていました。
でもそれが、逆に膝や腰に負担をかけていたのだと思います。
見直したポイントは、股関節まわり(足の付け根)です。
このあたりの力が抜けていると、体が楽に動くようになりました。
そして、坐骨がまっすぐ下に向くように意識すると、
無理に背筋を伸ばさなくても、自然とバランスが取れるようになりました。
頭も無理に持ち上げるのではなく、
体の上にふわっと乗っているような感覚に変わっていきました。
力を入れていたときよりも、逆に安定したのは大きな発見でした。
こうした立ち方に変えてから、
日常生活での膝や腰の痛みが少しずつ減っていきました。
【まとめ:頑張るよりも「正しく使う」】
ケガをしなくなって感じたのは、
「頑張ること」よりも「正しく使うこと」の大切さでした。
以前の私は、しっかりやらなければと思い、力を入れて体を支えていました。
でもそれが、かえって膝や腰に負担をかけていたのだと思います。
体は無理に形を作るよりも、自然に使える状態のほうが、
結果的に安定して、痛みも出にくくなりました。
もし、同じようにケガや痛みで悩んでいる方がいたら、
一度「力の入れ方」や「立ち方」を見直してみるのも一つの方法だと思います。
大きく変えなくても、少し意識を変えるだけで、
体は思っている以上に楽になるかもしれません。
無理に頑張るのではなく、
自分の体にとって無理のない使い方を見つけていけたら、
長く安心してバレエを続けられると感じています。


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