右足で立つと、どうしても外側に傾いてしまう。その以外な原因は?
ピルエット(回転)で、なぜかいつも右側に流れてしまう……。
私自身、長い間これを「筋力不足」や「体幹の弱さ」のせいだと思ってきました。
ですが試行錯誤を繰り返す中で、ある一つの可能性にたどり着きました。
それは、筋力以前の「骨の位置関係の捉え方」です。
今日は、私が「右側の違和感」から解放され、ピルエットに安定感を感じられるようになったプロセスをお話しします。
違和感の原因は「筋力」だけではなかった?
一般的に「足裏の真ん中に乗る」と意識しがちですが、そのイメージだと私の場合、結果的に外側へ転がるような感覚が出てしまうことがありました。
「右に流れる感覚」を分解してみると、実は「脛骨(すねの骨)と距骨(足首の骨)」の位置関係が、自分のイメージと実際の構造でズレていたのではないか、と感じるようになったのです。
私の探究:違和感を「感覚」から「構造」へ
若い頃から右半身にあった、言葉にしづらい違和感。
「どう直せばいいか分からない」状態から抜け出すために、視点を「根性」から「構造」へ変えてみました。
「足裏三脚ドーム」というイメージ
試行錯誤の中で、私の中で一番しっくりきたのが「足裏三脚ドーム」という考え方です。

具体的には、以下の3つのポイントを連動させます。
起点(頭): 後頭部がふわっと上に引き上がる感覚。首や背骨の力みを抜きます。
通過点(足首): 重さがストンと落ちる位置(内くるぶしの下あたり)を通る感覚。
土台(足裏): 以下の3点を「広がるように」意識します。
踵(かかと)
母指球
小指球
この3点が安定すると、結果的に土踏まずが「ドームのように保たれる感覚」が生まれてきました。
実践してみて起きた驚きの変化
このイメージを持って、苦手だった右のピルエットに挑戦したとき、正直とても驚きました。
以前より明らかに流れにくい
回転中の「静けさ」が増した感覚
無理に止めようとしなくても、その場に留まりやすい
もちろん毎回完璧ではありません。
でも、調子が悪いときに「何をどこに戻せばいいか」という地図を持てたことは、私にとって大きな変化でした。
最後に:これは一つの「旅」の記録です
これがすべての人に当てはまる「正解」だとは思っていません。身体は一人ひとり違うからです。
ただ、長年の違和感に向き合い、自分なりに調べて試したこのプロセス自体が、私にとっては大きな意味がありました。
「もう50代だから」「昔からの癖だから」と諦めそうになっている方にとって、この記事が何か新しい発見のヒントになれば嬉しいです。

