私は長い間、肩が上がって見えることが気になっていました。
バレエでは「肩を下げて」と言われることがあります。
そのため私も、肩そのものに原因があると思っていました。
しかし実際に自分の体を観察していく中で、意外なことに気づきました。
それは、
「思った以上に頭が前に出ていた」
ということです。
正直なところ、自分ではそんなつもりはありませんでした。
ところが頭の位置を見直してみると、首の前、後ろ、横のどこかに余計な力が入っていることがありました。
そして頭が少し乗りやすくなると、首まわりが楽になり、肩も楽に見えることが増えたのです。

肩を変えようとしていたのに変わったのは頭の位置だった
私は肩を下げようとしたわけではありません。
それなのに肩が下がって見えることがありました。
ここで興味深かったのは、肩だけを変えようとしても変わらなかったことです。
頭の位置。
首の自由さ。
腕全体のつながり。
そうしたものを見直した方が、私には役立つことが多くありました。
肩という骨は存在しない
そう考えるようになったきっかけの一つが、アレクサンダー・テクニーク教師の白井幸子先生のお話です。
白井先生は「肩という骨は存在しない」と話されています。
私は以前から解剖学の本を読むのが好きでした。
けれども、その事実そのものより、
「肩だけを見ていても体全体は理解できない」
という視点がとても印象に残りました。
実際に肩と呼ばれている部分には、
・鎖骨
・肩甲骨
・上腕骨
などが関係しています。

肩甲骨にも変化があった
後から振り返ると、私は肩甲骨が前へ倒れやすい傾向があったのかもしれません。
肩甲骨の軽い後傾について興味を持ったのもそのためです。
ただし私の場合、
肩甲骨を後傾させようと頑張ると胸が反りやすくなります。
ですから後傾を作ることが目的ではありません。
前へ倒れ過ぎていたものが、少し中立へ戻る。
そんな感覚の方が近いように思います。
そして首が楽になると、肩甲骨も自然に落ち着くように感じることがありました

まとめ
まとめ
今回の記事で書いたことは、私自身が体で試しながら感じたことです。
すべての人に当てはまるとは限りません。
それでも、肩を下げようと頑張る前に、
頭の位置はどうだろう。
首の前、後ろ、横は楽だろうか。
そんな視点で観察してみると、新しい発見があるかもしれません。
私の場合は、肩を変えようとしていたのに、思った以上に頭の位置が関係していました。
肩だけを見るのではなく、体全体のつながりを見ることの大切さを改めて感じています。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事は、私自身がレッスンや日常の中で感じたことを整理したものです。
まだ探求の途中ですが、同じように肩や首の力みに悩んでいる方の参考になればうれしく思います。
これからも、自分の体で試しながら気づいたことを、できるだけわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

