その「頑張り」、一度お休みしませんか?
こんにちは。
今日も自分の身体と向き合っているみなさん、本当にお疲れさまです。
バレエのレッスン中、先生から「引き上げて」「重心を真っ直ぐに」と注意されて、一生懸命に身体を固めて頑張ってはいませんか?かつての私もそうでした。
でも、最近の私のアップデートで気づいたんです。
本当の正解は、その正反対にあるのかもしれない……ということに。
何十年も閉じ込めていた「宝箱」が開いた日
私には長年の癖がありました。
重心がいつも、ほんの少し右に流れてしまうんです。
これまではそれを「直さなきゃいけない悪い癖」だと思って、無理に抑え込もうとしてきました。
でも先日、その重心の扱い方を、今の自分に合わせて新しく書き換えてみたんです。
右に流れる癖をただ否定するのではなく、「今、一番身体が有利になれる場所」を丁寧に、ミリ単位で探ってみました。
私の「重心パズル」のチェックポイント:
右足はつま先寄り?それともかかと?
左足は外側に逃げていないかな?
片足の時と両足の時、それぞれの重みのバランスは?
そうして、前後左右の重心がパズルのように「ピタッ」と理想的な土台にハマった状態で、ストレッチをしてみました。
すると、驚くべきことが起きたんです。
「……あぁ、これだ!」何十年もの間、ずっと固まって疲れを溜め込んでいた「股関節の奥の奥」。
そこを、狙い澄ました一本の光が貫いたような、とろけるような解放感が訪れました。
ずっと続けていたくなるほど、最高に気持ちの良い伸び。
無理やり引っ張ったのではありません。土台を整えたことで、身体が自ら「ファッ」と緩んでくれた瞬間でした。
重心は、身体の中にある「小さな魔法の玉」
「重心」なんて言うと難しく聞こえますが、それは身体の中にある「重みのビー玉」のようなものです。
そのビー玉が右へ左へ、前へ後ろへと迷子になっていると、身体は倒れないようにどこかを固めてブレーキをかけてしまいます。
それが、固まった股関節の正体だったりするんです。
お花に水をあげるようにお庭の植物に水をあげるのを想像してみてください。
遠くからホースで力まかせに水をかけても、土が固いと跳ね返ってしまいます。
でも、根っこの場所(重心の土台)をちゃんと確かめて、そこへ優しく水を注いであげれば、お花は自然に、ふんわりと花びらを開いてくれます。
頑張って伸ばすのではなく、「伸びるための条件」を整えてあげる。
これが、大人のバレエの最高に面白いところなんです。
結び:身体は、いつだって待ってくれている
何十年もの間、癖がついて固まってしまった場所でも、あきらめる必要はありません。
身体はただ、あなたに「正しい土台」を見つけてもらうのを、じっと待っているだけなんです。
昨日までのやり方にしがみつかなくて大丈夫。
「知っている」という知識を、自分の身体が喜ぶ「感覚」へ書き換えていく実験を、一緒に楽しんでいきましょう。
土台が整ったとき、あなたの身体も、きっと驚くほど素直に、そして最高に気持ちよく応えてくれるはずですよ。

